特集 急患・急変対応マニュアル―そのとき必要な処置と処方
Ⅵ 術中・術後の急変への対応法
■術後編
甲状腺手術後の嗄声・誤嚥
齋藤 幹
1
1神戸大学大学院医学研究科耳鼻咽喉科・頭頸部外科
pp.346-349
発行日 2013年4月30日
Published Date 2013/4/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411102506
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Point
◆反回神経を温存しえても声帯麻痺は起こりうる。
◆甲状腺術後の声帯麻痺に対しては,まずリハビリテーションを行う。
◆6か月保存的治療で改善を認めない場合は手術を検討する。
◆声帯の固定位置,レベル差,声帯突起の位置などから術式の選択を行う。
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