特集 急患・急変対応マニュアル―そのとき必要な処置と処方
Ⅱ 最新の蘇生手技・救急対処法
ショックへの対応法
渋沢 崇行
1
,
堀 進悟
1
1慶應義塾大学医学部救急医学
pp.50-53
発行日 2013年4月30日
Published Date 2013/4/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411102447
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
Point
◆ショックは血圧低下+身体所見(脈拍微弱・皮膚蒼白・意識障害など)で判断する。
◆ショックを認識したら人手,資材を集め,初期診療を行う。
◆初期治療は,①不整脈(徐脈・頻脈)によるショックの除外,②細胞外液の急速投与,または③カテコラミンの使用,が根幹である。
◆初期治療の後,コンサルテーションや高次医療機関への搬送を行う。
Copyright © 2013, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.