Japanese
English
特集 これを読めばPETがわかる
唾液腺腫瘍のPET
PET for salivary gland tumors
山村 幸江
1
,
吉原 俊雄
1
Yukie Yamamura
1
1東京女子医科大学医学部耳鼻咽喉科
pp.743-746
発行日 2011年9月20日
Published Date 2011/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411101956
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Ⅰ.はじめに
Positron emission tomography(PET)のなかでもトレーサーとして18F-fluoro-2-deoxy D-glucose(FDG)を用いたFDG-PETは悪性腫瘍の病期診断や転移・再発の検索における有用性が評価されるにつれて近年急速に普及してきた。しかし唾液腺に発生する悪性腫瘍については,組織型が多彩であり,また1施設当たりの症例数が少ないために,PETの有用性を検討した報告は少ない。本稿では唾液腺のPET読影の際に注意すべき点と,悪性腫瘍診断におけるPETの有用性について述べる。
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