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特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―書類作成と留意点
6.生命保険
6.Life insurance
赤羽 誉
1
,
谷口 由希子
1
,
細野 研二
1
Homare Akahane
1
1日本生命済生会附属日生病院耳鼻咽喉科
pp.866-872
発行日 2010年11月20日
Published Date 2010/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411101707
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Ⅰ.はじめに
医師が作成しなければならない診断書や証明書のなかで,生命保険に関する書類は,最も作成する機会が多く,診療を行った時点から,書類作成を依頼される可能性がある。
近年,多彩な保険内容があり,契約内容も複雑化しており,個人で複数の保険に加入している例も珍しくはない。なかには4~5種類の書類作成を求められる場合もあり,医師の負担が大きくなっている。
また,主に海外で仕事をしている日本人で,外国の保険に加入している例もある。このような場合,英文の診断書(図1)を作成しなければならず,日本の様式とは異なるため戸惑うこともまれに経験する。
いずれにしても,医師は,診療で得た情報を正確に記載しなければならず,これらの留意点や書類作成における注意点について以下に述べる。
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