書評
口腔咽頭の臨床 第2版
髙坂 知節
1
1東北文化学園大学
pp.694
発行日 2009年9月20日
Published Date 2009/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411101492
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現時点で入手できる最高水準のテキスト
この度,医学書院から第2版が刊行された『口腔咽頭の臨床』を手にして直感的に思ったことは,B5判からA4判に紙面が拡大するのにあわせて,内容が『小結クラス』から『大関クラス』へとレベルアップしたということであった。
初版から10年を経過して,口腔咽頭科学を取り巻く社会的状況が大きく変化したことにも細心の注意を払いつつ,『いびきと睡眠時無呼吸症候群』,『摂食嚥下障害』,『構音障害』,『腫瘍』のテーマについて新しい章立てを行って十分に解説したことは,誠に的を射た編集方針であった。
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