Japanese
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目でみる耳鼻咽喉科
Glosso-valleculo-epiglottectomyを施行した舌根進行癌の1症例
Glosso-valleculo-epiglottectomy for advanced oropharyngeal cancer:A case report
横島 一彦
1
,
中溝 宗永
1
,
稲井 俊太
1
,
酒主 敦子
1
,
三枝 英人
1
,
島田 健一
1
,
八木 聰明
1
Kazuhiko Yokoshima
1
1日本医科大学付属病院耳鼻咽喉科・頭頸部外科
pp.594-596
発行日 2009年8月20日
Published Date 2009/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411101472
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Ⅰ.はじめに
進行舌根癌の治療法の選択には論議がある。代表的な術式である舌喉頭全摘は,術後の機能喪失が甚大であることが問題である。一方,化学放射線治療は機能温存の点で注目されているが,その治療結果が明らかになっていない。そこで,機能温存を目ざす手術の1つであるglosso-valleculo-epiglottectomyを施行した舌根進行癌の1症例を呈示し,この手術の工夫と有用性について述べたい。
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