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特集 聴神経腫瘍の治療:症例呈示と治療原則
1.聴神経腫瘍の治療―名古屋市立大学の取り組み
1.Team management of acoustic neuroma in Nagoya City University
村上 信五
1
,
渡邊 暢浩
1
,
高橋 真理子
1
,
稲垣 彰
1
,
相原 徳孝
2
Shingo Murakami
1
1名古屋市立大学大学院医学研究科耳鼻咽喉・頭頸部外科学講座
2名古屋市立大学大学院医学研究科脳神経外科講座
pp.915-923
発行日 2008年12月20日
Published Date 2008/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411101355
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Ⅰ.はじめに
聴神経腫瘍が発見された場合には,①wait and scan(MRIと聴力検査による経過観察),②手術治療,③放射線治療の3つの選択肢がある。いずれにも利点と欠点があり,年齢や全身状態,腫瘍の大きさ,増大速度,聴力,患者の希望などを考慮して選択する。名古屋市立大学では耳鼻咽喉科医と脳神経外科医,放射線科医が協力してチーム医療を行っているので紹介する。
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