Japanese
English
目でみる耳鼻咽喉科
腫瘤形成により偶然発見された頸部刺入異物の1症例
Penetrating Foreign Body Mimicking a Neck Mass―An Unusual Case
音在 信治
1
,
赤埴 詩朗
1
,
猪原 秀典
1
,
久保 武
1
Shingo Otozai
1
1大阪大学大学院医学系研究科感覚器外科学耳鼻咽喉科教室
pp.8-9
発行日 2003年1月20日
Published Date 2003/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411101038
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- Abstract 文献概要
異物肉芽腫は原因異物の種類,感染の有無,経過時間により様々な臨床症状を呈する。外傷の病歴が明らかな症例では診断は容易であるが,そうでない場合は診断が困難である。
今回われわれは,腫瘤形成により偶然発見された頸部刺入異物の1症例を経験したので報告する。
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