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嗅覚障害の診断と治療―課題と今後の展望
Treatment of olfactory disorder : The problems and perspectives
三輪 高喜
1
Takaki Miwa
1
1金沢大学大学院医学系研究科脳医科学感覚運動病態学
pp.93-100
発行日 2006年2月20日
Published Date 2006/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411100015
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Ⅰ はじめに
筆者は,本誌77巻3号の特集「味覚・嗅覚障害」で,「嗅覚障害の診断と治療」と題して嗅覚障害診療における現状を報告した。今回はその続編として,いまだ解決されていない問題や疑問を抽出し,それらが現在どこまで解決されているか,今後,どのような展開をたどる可能性があるかについて私見として述べる。抽出した問題点について解説していく形をとるため,全体としてのつながりに欠ける内容になることをご容赦いただきたい。逆にいえば,興味のある部分だけを拾い読みしていただいても差し支えない。
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