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特集 第46回日本臨床眼科学会講演集(2) 1992.11.6-8 東京
学術展示
ステロイドパルス療法と血漿交換療法を行ったdysthyroid optic neuropathyの1例
A case of dysthyroid optic neuropathy treated by plasmapheresis and corticosteroid pulse therapy
大橋 勉
1
,
大木 一隆
1
,
陳 進輝
1
,
松田 彰
1
Tsutomu Ohashi
1
,
Kazutaka Ohki
1
,
Shinki Chin
1
,
Akira Matsuda
1
1北海道大学医学部眼科学教室
pp.762-763
発行日 1993年4月15日
Published Date 1993/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410908562
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- Abstract 文献概要
緒言 Graves病に伴う dysthyroid optic neur—opathy (DON)に対する治療としては,第1選択としてsteroidの投与が行われるが,steroidが無効な場合にどのような治療を行うべきかいまだ確立されていない。今回,CT上著明な眼筋の肥大を伴い,視力低下をきたした症例にsteroid pulseが無効であったため,血漿交換を行い,その後,再度,steroid pulseを施行し視力の改善を示した症例を経験したので報告する。
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