特集 緑内障診療ガイド—今日の戦略
Ⅰ.診断・治療の指針—私はこうしている
1.診断の指針
視野からみた緑内障診断—静的視野を中心に
松本 長太
1
1近畿大学医学部眼科学教室
pp.54-61
発行日 2002年9月10日
Published Date 2002/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410907864
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はじめに
視野検査は緑内障の視機能評価法として最も重要な検査である。緑内障性視野障害は,明度識別視野検査にて異常の出現しない時期から中心視野の消失した進行期まで,さまざまな病期を呈する。視野検査の目的は,これらさまざまな病期の視野障害を的確に検出し,経過観察することにある。
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