第55回日本臨床眼科学会専門別研究会2001.10.11京都
眼科と東洋医学
樋口 祥一
1
1樋口眼科医院
pp.1397-1399
発行日 2002年8月15日
Published Date 2002/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410907849
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漢方薬はまだまだ未知の部分が多く,眼科的なアプローチも限定されており,考えようによっては無限大の可能性を秘めています。
今回は少し前眼部疾患に報告が偏ったようですが,それでさえ過去の文献に沿ったものから,証を判定しながらも独自の判断により著効を得たものまで,さまざまな側面からの漢方治療が存在しているのが現状です。ただ,その多様性は漢方への理解を混乱させる少なからぬ要因となり,西洋医学の科学的エビデンスとは異なった様相を呈するのは仕方のないことかもしれません。
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