第54回日本臨床眼科学会専門別研究会2000.11.3東京
地域予防眼科
小野 浩
1
,
赤松 恒彦
2
1順天堂大学眼科
2赤松眼科医院
pp.691-693
発行日 2001年4月15日
Published Date 2001/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410907291
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2000年の「地域予防眼科」研究会は,主催した順天堂大学金井教授からの要請で,Vision2020国内活動についてのシンポジウムをテーマに開催された。
Vision2020は,WHO (世界保健機構)の提唱する視覚保全,失明予防の活動を21世紀の目標とした活動計画である。今回の学会にWHOの専門官であるDr.B.ThyleforsとDr.S.Resnikofが招待されるので,この方々を交えたシンポジウムの企画となった。WHOの先生方にはvision2020について話してもらい,元WHo専門官で現在もWHOの仕事をなさっておられる順天堂大学の紺山和一にはアジア地域の実情を,また国内事情については,柳川リハビリテーション病院眼科の高橋広が高齢者視覚障害者の問題について,名古屋の高柳泰世が日本における屈折異常とLow Visionリハについて,山梨医大の柏木賢治が緑内障対策について,山梨医大の今井雅仁が糖尿病性網膜症対策について,さらに昭和大の大西健夫が人材育成の一環として行っている「タイ国でのコーラートコースに参加して」という題で講演してもらうことになった。
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