GROUP DISCUSSION
地域予防眼科
小淳 文雄
1
,
赤松 恒彦
1独協医大
pp.695-698
発行日 1984年6月15日
Published Date 1984/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410209203
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本年の地域予防眼科は,主題を,僻地医療,救急医療を中心に演題を募集した。10題の演題が集まり,ことに東京・愛知・横浜・和歌山等各地の救急医療に関する演題が集まり,今後の問題を含んだ意見が展開された。また僻地医療については毎回出して下さる江口先生のご努力の結果と,独協医大からの栃木県下の眼科無医地区の医療について,またフロントガラスによる外傷について今日的な眼科救急医療の大きな問題を東北大学から,学校保健における色覚異常の検査の問題についてを名古屋眼科医会から,中国におけるベーチェット病の報告を北大から,視覚障害者の発生を係数学的解折によって発生解析を行い,障害発生の型から病気の本態に迫り,発生予防にまで迫ろうという演題を名古屋大学より出された。
座長は前半5題を日眼医の野崎道雄氏に,後半5題を独医大小暮教授にお願いした。
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