特集 眼科基本診療Update—私はこうしている
Special lecture
硝子体網膜手術の適応拡大と最新技術
池田 恒彦
1
1大阪医科大学眼科学教室
pp.162-164
発行日 2000年10月30日
Published Date 2000/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410907057
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はじめに
1970年代にMachemerにより開発された近代的硝子体手術は,その後飛躍的な進歩をとげ,従来難治とされてきた種々の網膜硝子体疾患の治療を可能にしてきた。最近では,硝子体手術の適応がさらに拡大され,特発性黄斑円孔,加齢黄斑変性,糖尿病黄斑浮腫などの黄斑疾患が治療対象となってきている。
本稿では,最近の硝子体手術の適応拡大と,最新技術について解説する。
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