特集 インフォームドコンセント時代の眼科外来診療マニュアル—私はこうしている
外来診療のポイント(所見からみた疾患)—私はこうしている
眼瞼痙攣
中泉 裕子
1
1金沢医科大学眼科学教室
pp.150-153
発行日 1999年9月30日
Published Date 1999/9/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410906562
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眼輪筋に間歇性,強直性に不随意的に痙攣が生じる状態を眼瞼痙攣という。女性に多く,中高年齢層に多いとされている。原因不明で慢性に進行し,治療に苦慮する。
眼瞼痙攣の治療はこれまで内服治療,観血的治療,顔面神経ブロックなどの対症療法が行われていたが,いずれも根治的に治癒させることは困難である。
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