Japanese
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連載 眼科図譜・333
硝子体手術が奏効した特発性黄斑円孔の1例
A successful case of idiopathic macular hole after vitreous surgery
堀江 英司
1
,
矢田 浩二
1
Eiji Horie
1
,
Kouji Yata
1
1矢田眼科
pp.984-986
発行日 1994年5月15日
Published Date 1994/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410903843
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緒言
特発性黄斑円孔の発症機序が近年,Gass1)により明らかにされてから以降切迫円孔に対する予防的手術はもとより2〜4),さらには円孔形成後でさえ,硝子体手術による視機能改善が可能とする報告が散見されるようになってきている5〜8)。今回,筆者らは初診時の早期円孔が手術日当日までのごく短期間に,真性円孔へと進行したと思われる症例に対し硝子体手術を施行したところ,注目すべき術中所見および術後経過を得たので報告する。
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