海外レポート
上下涙小管を経た涙道内のポリセンチューブ留置術518眼の成績
楊 存信
1
,
楊 彬
2
,
黄 樹春
3
Yang Cun Xin
1
,
Yang Bin
2
1中国人民解放軍空軍大連医院眼科
2河南省湯陰県第二人民医院眼科
3中国人民解放軍空軍大連医院眼科
pp.1388-1390
発行日 1992年9月15日
Published Date 1992/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410901309
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1973年より17年間の上下涙小管を経た涙道内のポリセンチューブ留置術518眼の成績を報告した。単純涙道閉塞症334眼の有効率は90.72%で,治癒率は82.64%であった。併発涙道閉塞症(慢性涙?炎)184眼の有効率は70.11%で,治癒率は59.24%であった。筆者らは自家製の涙道挿入のカニューレ・長柄鉤および糸をつけた綿球を利用して鼻腔内の困難な操作を順調に完遂した。上下涙小点を経た内皆への半月形のループは刺激症状が少なく,この方法は1973年当時の文献にまだなかった。
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