特集 眼科基本診療—私はこうしている
治療に必要な基本技術
眼瞼内反症の手術法の選択
中村 泰久
1
1聖隷浜松病院眼形成眼窩外科
pp.110-111
発行日 1991年10月30日
Published Date 1991/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410900893
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日常診療でよくみかける内反症は,加齢性のものと乳幼児にみられるもので,瘢痕性あるいは痙攣性のものは比較的稀である。上下眼瞼ともに発症するが,下眼瞼のほうがその頻度は高い。したがって,本稿では加齢性下眼瞼内反症と,乳幼児下眼瞼内反症についてとりあげ,私が現在基本的に用いている手術法を解説する。
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