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眼先天異常(第27回眼先天異常研究会)
馬嶋 昭生
1
1名古屋市立大
pp.885-888
発行日 1991年5月15日
Published Date 1991/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410900674
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胎生裂閉鎖不全と眼形成異常
白井正一郎,佐野雅洋,尾関年則,池田晃三,馬嶋昭生(名古屋市立大)
妊娠7日のJcl:ICRマウス腹腔内にochratoxin Aを3mg/kg投与し,妊娠13日に母獣を屠殺し胎芽を取り出して,眼について光学顕微鏡あるいは走査電子顕微鏡で観察した。胎生裂閉鎖不全を有する眼では,小眼球,角膜形成異常,水晶体胞分離不全,硝子体形成異常などが高率に合併していた。これらの異常は,眼杯前縁部で胎生裂閉鎖障害があり,そこから間葉組織が過剰に硝子体中に侵入しているものに多く合併していた。
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