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連載 国際スタンダードを理解しよう! 近視診療の最前線・19
—近視そのものが失明を起こす—病的近視—近視性牽引黄斑症の診断
The diagnosis of myopic traction maculopathy
石田 友香
1
Tomoka Ishida
1
1杏林大学医学部眼科学教室
キーワード:
近視性牽引性黄斑症
,
MTM
,
網膜分離症
,
黄斑部剝離
Keyword:
近視性牽引性黄斑症
,
MTM
,
網膜分離症
,
黄斑部剝離
pp.424-430
発行日 2022年4月15日
Published Date 2022/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410214342
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◆近視性牽引黄斑症(MTM)の診断は主にOCTで行うが,主訴をよく聞き,訴えがOCT所見で説明がつくものであるかよく検討する必要がある。
◆MTMは時として,緑内障や近視性脈絡膜新生血管など他の疾患を合併することがあり,注意が必要である。
◆MTMの術前検査として,連続で撮影したOCTの観察は重要であり,病態をよく把握して手術に臨む必要がある。
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