Japanese
English
連載 Clinical Challenge・22
抗菌薬点眼使用中に発症し遷延化した周辺部角膜潰瘍
A case of persistent peripheral corneal ulcer under using antibiotic ophthalmic solutions
末岡 千絵
1,2
,
近間 泰一郎
2
Chie Sueoka
1,2
1井上眼科医院
2広島大学病院眼科
pp.7-9
発行日 2022年1月15日
Published Date 2022/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410214259
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症例
患者:97歳,女性
主訴:眼脂,視力低下
現病歴:数日前から右眼に充血と痛みがあり,眼脂が増えたため受診した。
既往歴:以前から慢性涙囊炎があり,9か月前に急性涙囊炎を発症し,抗菌薬の点眼と内服でいったん消炎した。その後,予防的に抗菌薬点眼(モキシフロキサシン塩酸塩)を継続していた。現在,糖尿病の治療を受けている。
家族歴:特記すべき事項なし
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