Japanese
English
連載 国際スタンダードを理解しよう! 近視診療の最前線・16
—近視そのものが失明を起こす—病的近視—近視性脈絡膜新生血管とその後の黄斑部萎縮
Myopic CNV and subsequent macular atrophy
佐柳 香織
1,2
Kaori Sayanagi
1,2
1さやなぎ眼科
2大阪大学医学部附属病院
キーワード:
近視性CNVの診断と治療
,
長期予後
,
黄斑部萎縮の頻度
Keyword:
近視性CNVの診断と治療
,
長期予後
,
黄斑部萎縮の頻度
pp.75-80
発行日 2022年1月15日
Published Date 2022/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410214272
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
◆近視性脈絡膜新生血管(CNV)は病的近視眼に生じるCNVであり,近年,perforating vesselとの関連が注目されている。
◆近視性CNVの治療の中心は抗VEGF療法であり,良好な短期成績が報告されている。
◆長期経過では黄斑部萎縮を生じ,視力が低下するが,いまだ有効な治療法はない。
Copyright © 2022, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.