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特集 網膜色素変性のアップデート
【治療法開発研究の最前線】
網膜色素変性に対する薬物治療の現在と未来
Present and future of pharmacotherapy for retinitis pigmentosa
村上 祐介
1
Yusuke Murakami
1
1九州大学大学院医学研究院眼科学分野
キーワード:
神経保護
,
酸化ストレス
,
エネルギー代謝
,
神経炎症
Keyword:
神経保護
,
酸化ストレス
,
エネルギー代謝
,
神経炎症
pp.1498-1504
発行日 2021年11月15日
Published Date 2021/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410214215
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●網膜色素変性(RP)に共通する病態を標的として,神経保護,抗酸化,代謝修飾,抗炎症などの薬物治療が開発されている。
●酸化や炎症などのRPに伴う微小環境変化は,網膜局所のみならず末梢血を含めて全身性に起こっている。
●薬物治療の有効性はいまだ確立されていないものの,RP患者を対象とした臨床試験が日本を含む世界各国で実施されている。
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