増刊号 実戦 メディカル眼科治療アップデート
メディカル眼科治療 各論
Ⅳ 緑内障
緑内障レーザー治療の効果と限界
新田 耕治
1
1福井県済生会病院眼科
pp.243-247
発行日 2019年10月30日
Published Date 2019/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410213352
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POINT
●YAG laser capsulotomyも施行できる機器を購入したが,SLTの適応や施行方法がわからずに眠ったままになっている施設が多い。
●2018年の診療報酬改定により,隅角光凝固術の保険点数が,片眼8970点から9660点へ変更になり,この1年でのSLT施行件数が約2割増加している。
●SLT照射方法を十分に理解しないで施行すると,前房出血や眼圧上昇など重篤な合併症に遭遇する可能性がある。
●SLTを第一選択や第二選択治療とするほうが,SLTによる眼圧下降効果が期待できる。
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