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特集 第42回日本臨床眼科学会講演集(6)1988年9月 東京
学術展示
眼部超音波診断における画像処理と臨床的意義—第22報 眼底後極病変の画像化
Image processings in ophthalmic ultrasonography and its clinical significance.22. Image reconstruction of Posterior fundus
菅田 安男
1
,
村上 喜三雄
1
,
福與 貴秀
1
,
山本 由記雄
2
Yasuo Sugata
1
,
Kimio Murakami
1
,
Takahide Fukuyo
1
,
Yukio Yamamoto
2
1東京都立駒込病院眼科
2多摩老人医療センター
pp.1126-1127
発行日 1989年7月15日
Published Date 1989/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410210889
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- Abstract 文献概要
緒言 超音波エコーの豊富な情報を画像化し臨床応用しようとする研究過程で眼部の三次元表示法を開発してきた1)。Colemanによる偽レリーフ法も三次元表示法の種であるがDモードとして実用化されている階調表示法の一法であり2)本質的にはBモードの断面表示法とかわらない。我々は単一探触子のらせん走査により採取した眼部のエコーデータからCRT上に任意の方向から見たように三次元像を回転表示する方法,閉空間の体積計測,実際の走査で得られない任意断面の表示法の可能性を示した3)。さらに三次元表示法の応用範囲を拡大するため後極の平面的再構成,立体視用の写真記録を試みた。
方法と結果 仰臥水浸法にてらせん走査(図1)装置を約1分駆動し三次元データを採取した。
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