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特集 第42回日本臨床眼科学会講演集(5)1988年9月 東京
学術展示
らい病患者に発生した急性両眼性高度線維性虹彩毛様体炎
A bilateral case of fulminant fibrinous iridocyclitis in leprosy
張 由美
1
,
葉 則祥
1
,
楊 智雄
1
Yu-mei Chung
1
,
Tse-Shiang Yeh
1
,
Chi-Siung Yang
1
1国立陽明医學院榮民総医院眼科
pp.984-985
発行日 1989年6月15日
Published Date 1989/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410210849
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- Abstract 文献概要
緒言 ぶどう膜炎はらい病患者における失明になる主な原因の一つである。らい病にみられるぶどう膜炎は主に前部ぶどう膜に及ぶ,慢性で菌が直接侵かす型ならびに高度線維性虹彩毛様体炎を呈する急性型である1)。そのうち,前者はより多くみられる。有効な薬品の出現により,らい病は現在特定地区以外にかなり減っているが,典型的な急性両眼性高度線維性虹彩毛様体炎を経験し,貴重な症例と思われたので報告する。
症例:65歳,男性。
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