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特集 第42回日本臨床眼科学会講演集（1）1988年9月 東京
学術展示
摘出眼内レンズの生体内劣化—支持部の弾性，応力緩和性の変化について
Biodegradation of explanted intraocular lens: Changes of haptic elasticity and memory
木村 亘
1,2
,
木村 徹
1,2
,
永岡 尚志
1,2
,
二井 宏紀
1,2
,
山田 義治
3
Wataru Kimura
1,2
,
Tohru Kimura
1,2
,
Takashi Nagaoka
1,2
,
Hiroki Nii
1,2
,
Yoshiharu Yamada
3
1呉市ひかり会
2木村眼科内科病院
3(株)メニコン
pp.214-215
発行日 1989年2月15日
Published Date 1989/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410210630
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- Abstract 文献概要
緒言 Intraocular lens （IOL，眼内レンズ）の長期眼内安定性について，現時点では眼科医の間では勿論，社会的にも妥当なコンセンサスを得ている1,2）。しかし，眼内でのIOLの物理学的特性に関する変化，例えば支持部の弾性 （Elasticity）の変化，応力緩和性（Memory）の変化については殆んど報告をみない3,4）。
我々は，今回，シングルピースPMMAの前房レンズ（Cilco社SAC 3型）をIntermittent touch Syn-dromeのため，移植3年半後に摘出するに至った症例を経験した。
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