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眼科錦嚢 続眼科錦嚢(2)
中泉 行信
1
,
中泉 行史
1
,
斎藤 仁男
1
1研医会
pp.1126-1127
発行日 1987年9月15日
Published Date 1987/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410210185
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次に「続眼科錦嚢」は『前篇ニ漏レタル處ノ奇病難治ノ證ヲ具載シ,其治療法術ヲ考究ス,及ビ先生門中用ユル處ノ針刀ノ類工夫ヲ凝シテ新製ス,一々其図ヲ載セテ秘蘊ヲ著ス』とあり,その上巻には普一の自説または経験奇談を掲げ,その下巻には眼科用の器械を図示し,その図解を附記している.
「続眼科錦嚢」は2巻2冊(26.7×17.5cm)よりなり,書誌的には「眼科錦嚢」と同様で,各巻々頭に 東武 普一本荘俊篤士雅著 高遠 藤田蟄蚊伯壽 越前 舟岡知衡徳夫 令校 京師 北畠良謙吉とあり,天保8年(丁酉晩夏)須原屋源助発見となっている。以下其内容を標目によってみると次の通りである。
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