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特集 第38回日本臨床眼科学会講演集 (その5)
学術展示
鈍的眼外傷の統計的観察—その3 外傷性脈絡膜破裂の検討
A clinical study of traumatic choroidal rupture
平井 健一
1
,
吉本 旬
1
,
池田 誠宏
1
,
山内 昌彦
1
,
北庄司 清子
1
,
難波 彰一
1
,
松山 道郎
1
Ken-ichi Hirai
1
,
Hitoshi Yoshimoto
1
,
Tomohiro Ikeda
1
,
Masahiko Yamauchi
1
,
Kiyoko Kitashoji
1
,
Shoichi Nanba
1
,
Michiro Matsuyama
1
1大阪市立大学医学部眼科学教室
pp.782-783
発行日 1985年6月15日
Published Date 1985/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410209471
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- Abstract 文献概要
緒言 鈍的眼外傷によって起こる脈絡膜破裂は,経過中稀に重篤な合併症として新生血管形成がみられることがある.部位によっては,視力予後に人大きな影響を及ぼす.この新生血管はどのような症例に形成されるのかを知る目的で,過去9年間に著者らが経験した外傷性脈絡膜破裂38例を対象に臨床的に検討をした.
結果 (1)過去9年間の鈍的眼外傷1381例中脈絡膜破裂がみられた症例は38例(約2.8%)であった.
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