Japanese
English
連載 眼科図譜・330
結膜乳頭腫の1例
A case of conjunctival papilloma
青木 功喜
2
,
藤岡 保範
1
Koki Aoki
2
,
Yasumori Fujioka
1
1北大医学部第二病理
2青木眼科
pp.566-567
発行日 1985年5月15日
Published Date 1985/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410209420
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Human papilloma virus (HPV)によって結膜に乳頭腫が発生することはHogan1)によって報告されているが,稀な疾患である.結膜に発生する乳頭腫にはinfec-tiousとnoninfectiousのものがあることをWilsonとOslerが指摘している2).我々は若年者にみられた結膜乳頭腫を経験したので供覧する.
症例127歳,M.I.(59-01685).1年前より左眼瞼の内側に腫瘤を自覚していたが,漸次増大し異物感も強くなったので,1984年2月9日に初診,視力は1.2で,眼内にも異常所見は認められなかった.
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