Japanese
English
特集 第38回日本臨床眼科学会講演集 (その3)
学術展示
正常眼における後部硝子体分離の頻度—屈折度・年齢・性との関係について
Incidence of posterior vitreous detachment in healthy eyes with age, sex and refraction as variables
小林 博
1
,
荻野 誠周
2
Hiroshi Kobayashi
1
,
Nobuchika Ogino
2
1松江赤十字病院眼科
2京都大学医学部眼科
pp.514-515
発行日 1985年4月15日
Published Date 1985/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410209409
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
緒言 後部硝子体分離は,網膜裂孔の発生に関連した重要な現象と考えられ,また,その頻度に関しては,現在までにいくつかの報告がある1〜5).しかし,後部硝子体分離の発生と年齢,屈折度および性の関連についての分析はほとんど行われていない.今回,われわれは,正常眼に対して後部硝子体分離および硝子体の変性について観察し,その頻度を報告するとともに,年齢・屈折度・性の影響について分析を行った.
Copyright © 1985, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.