印象記
第88回日本眼科学会総会印象記
清水 昊幸・他
1
1自治医科大学
pp.931-958
発行日 1984年9月15日
Published Date 1984/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410209246
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
「白内障手術その適応と予後」と題する永田誠博上の特別講演が,東北大学川内記念講堂で行われた。
白内障手術は近時,その方法がいろいろ変化してきており,各術式の適応症例をどうとるかが大変問題になっている。司会の水野教授もいわれたように,永田博土はこれまで約20年間にわたって多数の後進を育てつつ,いつも最新最良の眼科手術を行ってこられた方で,今,この時期に,この問題を論じられるのに最もふさわしい方である。そして講演の内容は我々の期待どおり,統計数字に裏づけられた精密な内容と広闊な視野とを介せ持った格調の高い白内障手術の展望であった。
Copyright © 1984, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.