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特集 第36回日本臨床眼科学会講演集 (その3)
学術展示
外眼筋肥厚をきたす二,三の眼窩疾患における外眼筋厚度の超音波生体計測とCT-scan計測との比較
The comparison between ultrasonic biometry and CT-scan biometry of the extraocular muscle thickness in orbital diseases with muscle hypertrophy
小松 章
1
Akira Komatsu
1
1聖マリアンナ医科大学眼科学教室
1Department of Ophthalmology, St. Marianna University School of Medicine
pp.366-367
発行日 1983年3月15日
Published Date 1983/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410208856
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緒言外眼筋の肥厚や球後の脂肪組織の浮腫ないし増殖性変化により眼球突出をきたす眼窩疾患に際して,外眼筋厚度を生体計測することにより,それらの疾患の早期発見や経過観察に有用な情報を得ることができる。近年,眼窩疾患の検査には,超音波診断法やCT-scan検査法が広く用いられてしいる。
著者はすでに正常眼およびdysthyoid ophthalmo—pathy, myositisならびにpseudotumorなどに際しての外眼筋厚度の超音波生体計測を行い報告。今回は外眼筋肥厚をきたす二,三の眼窩疾患に対し.超音波生体計測を行い,更にCT-scanでの計測とを併川して,両計測法の比較を行い.臨床的意義を検討したのでその大要を報告する。
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