GROUP DISCUSSION
糖尿病性網膜症
福田 雅俊
1
1琉球大
pp.509-513
発行日 1981年3月15日
Published Date 1981/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410208308
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昭和55年度のグループ・ディスカッションは総会長真鍋礼三先生のご配慮で全グループがすべて希望通り9月26日同一地区で開催できた。当グループも第二教室で午後1時半から4時45分まで15分間の延長にもかかわらず,2題発表できずに14題を消化して終了した。当日は生憎の雨天でありながら,会場の良さと,阪大関係諸子のご協力による運営の良さとで,180名定員の教室は終始満員で,入口で名前を記帳された方だけでも259名を数え,大変な盛況で,討論も活発に交された。演題は機能学的なアプローチによるもの4題。螢光眼底,ドップラー血流検在などによる眼底所見の解析5題。血清リボ蛋白,HbA1,,糖分解酵素活性など全身的因子との相関4題,各種治療法と,それからみた網膜症の病態3題の都合16題で,総会に出して討論して欲しいような発表も少なからず,まだまだ今後も話題は増加の一途をたどるものと推定された。例によって紙数制限のため,折角の質疑応答が収録できず残念であるが,以下各演者の提出した抄録を連記して,本会の報告としたい。
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