GROUP DISCUSSION
糖尿病性網膜症
福田 雅俊
1
1琉球大
pp.1262-1265
発行日 1980年8月15日
Published Date 1980/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410208185
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昭和54年度の当グループ・ディスカッションは10月25日午前9時から3時間,大岡良子会長のご好意により日本青年館A会議室で開催することができた。会場が東京であったためか,生憎の天気にもかかわらず150名以上の参会者があり,入口の関係から後で立席のまま参加された方も多かった。
演題は15題で,10分以上の時間の超過はあったが,全発表を終り,終始活発な論議が交された。演題は例年のごとく,局所と全身の両面からの本症の病理・治療の検討のほか,機能的な面からのアプローチが増加しはじめたのも大変有意義な傾向だと思われた。最後に白内障の手術の問題も2題あり,これが今日では少しも特殊な例としてでなく,診療されるようになつてきたことを心強く感じた。例によって紙数制限のため,折角の質疑応答の内容が収録できないのは残念であるが,以下各演者の提出した抄録を掲載して,本年の当会報告としたい。
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