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特集 第14回日本臨床眼科学会講演集 (1)
角膜創傷治癒機転の生化学的研究,特に角膜ムコ多糖類の変動について—(第1報)角膜水分量の変動
Biochemical studies on healing mechanism of corneal wound especially on changes of corneal mucopalyseeharide (Part 1)
高久 功
1
,
福士 克
1
,
阿部 琢
1
1東北大学医学部眼科学教室
pp.127-130
発行日 1961年2月15日
Published Date 1961/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410207160
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角膜の創傷治癒過程に関して,特に臨床的な重要性のため古くから多くの研究がなされているが,生化学的研究は尚少い。最近組織化学的研究方法の進歩に伴い,ムコ多糖類及びコラーゲンの再生機転につき極めて興味深い知見が報告されつつあるが,これを生化学的に裏付ける事は尚困難である。著者はかねてから,本問題につき興味を抱き研究中であり,先ず,角膜創傷治癒過程と角膜含水量の変化の関係を追求したので報告する。
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