Japanese
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臨床実験
流行性角結膜炎に対する強力パニールチンの効果の再検討
Effect of strong Paniltin on epidemic Ceratcoconjunctivltis
常岡 昭
1
Akira Tsuneoka
1
1日本鋼管鶴見病院眼科
pp.1447-1450
発行日 1959年11月15日
Published Date 1959/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410206774
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I.緒言
シスチン剤たる強力パニールチンの眼疾患に対する応用は,シスチン剤の臨床方面への活用の1つとして,他科に於けると同様,近来注目されてきた。
本剤は含硫アミノ酸の1種で,生体蛋白質の重要な構成分であるl-シスチンを主成分としており,これは天然蛋白質から製造され,その可逆的な酸化還元作用で網状織内皮細胞や植物神経細胞を賦活して,新陳代謝を高め生理的機能を旺盛にするとされている。これらの特性からも,眼科方面への応用として特に角結膜疾患に対して,従来その効果が認められてきた。
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