Japanese
English
特集 第29回日本臨床眼科学会講演集 (その3)
学会抄録
局所ERGに関する研究—黄斑およびそれ以外の眼底疾患における経験
Studies on the Local ERG in the Macular and the Other Fundus Diseases
濱崎 陞
1
,
濱崎 淳二
1
,
加藤 秋成
1
,
松尾 治亘
1
Susumu Hamazaki
1
1東京医科大学眼科学教室
pp.311-312
発行日 1976年3月15日
Published Date 1976/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410205433
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
緒言
ERG検査は,網膜機能を他覚的に知りうる数少ない方法の一つであるが,通常の方法は全網膜刺激である。そこで局所からERGを検出することが大きな意義を持つことであると考えられ,主に黄斑部を中心として数多くの研究がなされてきた。今回われわれは,できる限り刺激光の散乱を抑えるために,まず刺激光を弱くして,その反対に刺激面積を大きくした。それによつてbackground illuminationを強くしても,実質刺激光量を維持または強めることができたので,この方法によつてえた結果を報告する。
Copyright © 1976, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.