GROUP DISCUSSION
第10回眼感染症
小林 俊策
1
1山口大学
pp.979-982
発行日 1974年8月15日
Published Date 1974/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410205173
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1.ブドウ球菌性膿痂疹の院内多発例について
昭和48年2月から3月にかけて収容された新生児106名のうち18名にブドウ球菌性膿痂疹が発症した。眼瞼縁炎のもの5名,眼瞼縁炎と新生児天疱瘡のもの5名,新生児天疱瘡のみのもの8名であつた。
本症が集団的に発生したのは新生児室の暖房用通風口からの落下細菌によるためと推定された。原因菌はStaphylococcus aureusであつた。
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