Japanese
English
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眼科写真とその将来
OPHTHALMIC PHOTOGRAPHY AND ITS POTENTIAL
清水 弘一
2
Lee Allen
1
1Ophthalmic Photographer, Department of Ophthalmology, University of Iowa
2東大医学部眼科学教室
pp.1794-1797
発行日 1971年7月15日
Published Date 1971/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410204636
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今から2年前に,何人かの眼科写真士が集まって,眼写真学会というような組織結成についてのアンケートを,眼科写真士と眼科医とを対象としてとりはじめました。その翌年,米国眼科学会(American Academy of Ophthalmology & Otolaryngology)の年次総会の際,10人の写真士が発起人となつて眼写真学会の結成を決議し,その結果が本日の会となつたのであります。
本会の目的は会則の通りでありますが,あらためて要約してみますと,第1は,眼科写真士の活動と技術の向上をめざすこと,第2は,新しい技術の発見開発の援助をすること,第3は,技術情報をいつでも役に立てるように整備しておくこと,第4は,眼写真士の利益を代表する団体を組織しておくこと,第5は,眼写真術を眼科診療助手の間に普及させること,第6は,眼写真術についての教育を促進し,そのために,教材や学術論文の発行や国内外での学会を開くこと,第7は,資格のある眼写真士の名簿を作製すること,そして,第8として,眼写真士の求人求職の仲介をすることであります。
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