座談会
眼科顕微鏡手術—その入り方と将来
宮田 典男
1
,
林 文彦
2
,
杉田 慎一郎
3
,
永田 誠
4
,
湖崎 弘
5
,
深道 義尚
6
,
小暮 文雄
7
,
清水 昊幸
8
,
三島 済一
9
1宮田眼科病院
2林眼科病院
3眼科杉田病院
4天理よろづ相談所病院眼科
5湖崎眼科病院
6関東労災病院眼科
7東京医大眼科
8自治医大眼科
9東大眼科
pp.1114-1129
発行日 1975年10月15日
Published Date 1975/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410205360
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三島(司会)本日は先生方お忙しいところをありがとうございました。今回,日本の古都奈良での顕微鏡手術の会,および中部眼科学会の開催に当たり,ちようどよい機会ですので,わが国において顕微鏡手術の先覚者であられる先生方にお集まりいただきまして,顕微鏡手術に入るに当たつてのいままでのご経験や,また若い方を指導されるに当たつての指導のやり方,後輩へのご助言などをいただき,また同時に顕微鏡手術に対する考え方,さらには将来顕微鏡の手術というものがどういう方向にあるべきか,あるいはどういうふうにあらしめたいか,というふうなお考え方をうかがいたいと存じます。
今回,顕微鏡手術が幸いにして健康保険でも認められるようになり,わが国においてもこれを契機として顕微鏡手術が非常に普及することが考えられます。したがいまして,私はこういう企画が,これら顕微鏡手術を始められる方にとつてご参考になれば非常に幸いだと思います。
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