Japanese
English
連載 眼科図譜・165
圧迫ゴニオスコピーにより観察した周辺虹彩前癒着の型について
Examination of Peripheral Anterior Synechia by Indentation Gonioscopy
中村 泰久
1
,
能勢 晴美
1
,
北沢 克明
1
Yasuhisa Nakamura
1
,
Harumi Nose
1
,
Yoshiaki Kitazawa
1
1千葉大学医学部眼科学教室
1Department of Ophthalmology, Chiba University School of Medicine
pp.1699-1700
発行日 1971年7月15日
Published Date 1971/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410204624
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〔解説〕
原発閉塞隅角緑内障の診断及び治療方針を決定する上で,周辺虹彩前癒着(PAS)について検討する事の重要性は,原著に詳細に述べ,強調したところである。私達はその中でPASを12型に分類し検討を加えたが,ここにそのうちの数型を供覧する。すなわち,(1)強膜岬に付くテント型,(2)隅角線維柱帯の下から1/3に付く屋根型,(3)強膜岬に付く丘陵型,(4)隅角線維柱帯の下から1/3に付く丘陵型,(5)隅角線維柱帯の下から2/3に付く丘陵型,の5型である(図は全て上段が圧迫前,下段が圧迫後の所見である)。
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