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特集 第17回日本臨床眼科学会講演集(その1)
学会講演集
角膜移植後の知覚回復について
Recovery of corneal sensitivity after transplantation
神鳥 文雄
1
,
岡本 孝夫
1
,
木村 芳子
1
Fumio Kandori
1
,
Takao Okamoto
1
,
Yoshiko Kimura
1
1鳥取大学眼科
1Department of Ophthalmology, School of Medicine, Tottori University
pp.117-122
発行日 1964年2月15日
Published Date 1964/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410202876
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Ⅰ.緒言
角膜知覚の定量的検査に関しては,1894年vonFrey5)の毛髪を用いての測定が創始されて以来,多くの人々に依る発表がなされてきた。
その後,電気刺激を用いての定量的検査も行なわれているが,近年Boberg-Ans2), Bonnet &Cochet3)等により,ナイロン・モノフィラメントを使用した角膜知覚計が発表され,使用法が簡易であり,ナイロン線維の改良と相俟つて,ひろく用いられる様になつた。
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