Japanese
English
臨床実験
サン・グラスとしてのJIS保護眼鏡
Use of eye-protective filters (JIS) for glare of sunlight
飯沼 巖
1
Iwao Iinuma
1
1和歌山医大眼科
1Department of Ophthalmology, Wakayama Medical College
pp.41-45
発行日 1955年1月15日
Published Date 1955/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410202065
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先般定められた日本工業規格(JIS)の遮光保護具は主として諸種の溶接作業,炉作業等に於ける有害光線を防護する目的で,制定せられたものである。然しその遮光度番号の1.5より3迄のものは使用標準に示されてある如く,雪,道路,屋根および砂などからの反射日光に対して用いるサン・グラスなのである。それで,このような国家規格で定められた保護眼鏡が従来の保護眼鏡と比べて,どれだけ優劣があるかを調査してみる必要が起つて来た。甚だ泥繩的そしりを免れないが,私は之に関係した専門委員の1人としておくればせながら本規格該当品をサン・グラスとして使用し,一応の成績を得たので発表する。
The best eye-protective filters are JIS lenses (shade numbers 2-3) for glare of sunlight in midsummer, which were established in Dec. 1952 on one of the Japanese industrial standards.
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