臨床實驗
血中ヴィタミンB2含有量と瀰蔓性表層角膜炎との關係に就て
嵩 文雄
1
,
佐藤 信子
1
1帶廣濟生病院
pp.942-943
発行日 1953年11月15日
Published Date 1953/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410201652
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瀰,表,角,の原因として,V.B2の缺乏が第一條件として擧げられてはいるが,これと深い關係に立つであろう血中又は前房水中のV.B2含有量に就いて,測定が行われていない爲か,眼科の文献中には見當りませんでした。
最近著者等は,羞明,流涙,異物感,視力障碍等を主訴として,フレオレスチェインに染色可能にして,急,加,結膜炎,トラコーマ性パンヌス,眼瞼疾患等何等の合併症を伴はない症例に就て,血中V.B2の含有量の測定を試みましたので少數例ではあるが,報告致します。
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