特集號 第5回關東甲信磐越眼科集談會
普通講演
(53)5年間に亘る學童トラコーマの集團治療
矢追 秩榮
pp.215-218
発行日 1952年2月15日
Published Date 1952/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410201094
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
緒論
終戰後學童の集團治療を思い立ち足立區の小中學校で實施して來た。私の外にもトラコーマ藥理療法をやつた人はあるが何れも短い期間1,2の薪藥に對して極めて少數の個人經過を調べた位で私の樣に多數の學校に於けるトラコーマ兒童多勢の新治療に關する報告は少い。即ち病勢の推移竝に社會的治療經過に就ては未だしてない樣であるから自分が昭和21年以來毎年検診した延77,462名の内トラコーマ延1,709名を治療した結果を報告しようと思う。
Copyright © 1952, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.