特集 オキュラーサーフェス診療アップデート
1.病態理解に役立つ新しい検査法
Topics
角膜厚測定の活用
戸田 良太郎
1
,
前田 直之
2
1広島大学大学院医歯薬学総合研究科視覚病態学
2大阪大学大学院医学系研究科眼科学教室
pp.101-103
発行日 2012年10月30日
Published Date 2012/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410104435
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はじめに
角膜厚の測定の目的は,角膜内皮細胞の機能評価や屈折矯正手術前における適応決定などである。測定原理も複数存在し,標準的な光学式や超音波式に加え,近年では角膜トポグラファーも使用され,中心角膜厚のみならず角膜全域をマップとして表示することが可能になった。
本稿では,角膜厚測定の各種測定法,臨床活用について新しい知見を含めて述べてみたい。
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