特集 眼科診療:5年前の常識は,現在の非常識!
1 屈折・調節の異常,白内障
■検査
眼軸長測定
須藤 史子
1,2
1東京女子医科大学眼科学教室
2埼玉県済生会栗橋病院眼科
pp.32-37
発行日 2011年10月30日
Published Date 2011/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410103903
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ここが変わった!
以前の常識
●眼軸長測定といえば,超音波Aモード法が主流であり,接触式で等価音速測定のみであった。
現在の常識
●超音波Aモード法の中でも,核硬化の程度や眼軸長を考慮した区分音速測定や,非接触式である水浸法が注目されている。
●光学式眼軸長測定装置の登場により,非接触で簡便に正確な眼軸長測定が可能になった。ただし,測定不能例が約10%程度存在するため,超音波Aモード法の研鑚も忘れてはならない。
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