書評
日本人のための医学英語論文執筆ガイド[CD-ROM付]―Thinking in EnglishでネイティブレベルのPaperを書く(How to Write an English Medical Paper that will be Published:A Guide for Japanese Doctors)
岩田 誠
1
1東京女子医科大学・神経内科学
pp.1373
発行日 2009年8月15日
Published Date 2009/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410102844
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畏友相川教授が書かれた本ということに大きな期待を抱きつつ,手元に届いた本書を早速読み始めた。親切なことに,本書の冒頭には,「本書の使い方」という章があり,そこには「使用法の実際」という読み方のガイドが書かれている。そこにある「一般的な使い方」というほうの読み方の指示に従って,ざっと読んでみることにした。
このガイドによれば,まずは英文のほうは読まずに日本語の部分だけを読むこと,となっており,そうすれば45分間で読了するはずなのだが,ガイドのなかでは,本書を読むうえでの禁忌としている英文の部分までも熟読してしまったために,一応目を通すのには結構な時間がかかってしまった。それというのも,英文の部分も,読み飛ばすにはあまりにも面白かったからである。
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